更新日:2024/4/20

       

独立必勝法

独立必勝法①インストラクターから独立する際の注意点

独立必勝法①インストラクターから独立する際の注意点|ゴルフ業界の求人情報

これまでゴルフスクールのインストラクターをしてきて、生徒様を集められるようになった、満足度もあり、口コミもどんどん増えて、どんな生徒様でもある程度は対応できる。

そして生徒様もしっかり成果を出している。

そんな状況になってくると次に考えるのは独立への道でしょう。

ここではインストラクターをやってきて独立を目指す際に考えなければいけないことについてご紹介します。

独立したら必要な仕事を把握する

「自分の好きなことを仕事にして自由に活動できる」

サラリーマンとして会社で働いてきた人にとっては憧れの人生ですよね。

ずっと独立したかったと思う方もいらっしゃるでしょうし、スクールの職場環境に不満が出たり、もっと稼ぎたい。

と考えることもあると思います。

また別のスクールで転職しようと思って面接に行ったが、前職のスクールとの関係があるから雇うことはできないと断られたかもしれません。

いずれにせよ、今、働いているスクールを突発的に辞めるのは得策ではありません。

なぜなら準備なしには独立してもうまくやっていけないからです。

その理由として、スクールで働いている際には全ての業務を行っていないからです。

組織で働くということはそれぞれが役割分担をしている状態です。

例えば夫婦でいうと夫がしっかりとお金を稼ぎ、妻はパートに出て、家のことや子供のことをする。というイメージですね。

ところが、妻がいないと考えたらどうでしょうか?

生活費は少なくなるでしょう。

ところが子供の手紙や連絡帳や宿題のチェックから、子供の靴下や下着まで買いに行ったり、休みになれば3食のご飯の用意、お弁当や習い事の送り迎えまで。

すべてを一人で行う必要があります。

しかも「これまでの仕事は続けたまま」です。

独立がどのようなものがイメージできたでしょうか?

ここで大事なのは・・・

インストラクターとして独立したら一体どれだけの業務があり費用がかかるのか?

ということを把握することがまずは必要になりますね。

・どんな作業があるか?

・どれくらいの時間がかかるものなのか?

・事前に準備することは?

・何にどれくらい費用がかかるのか?

再現性があるか?ということも知る必要があります。

例えば、パソコンが苦手という人だったらいちからブログを立ち上げたり、発信していくことは難しいでしょう。

それならばサイトの作成を業者に依頼する必要があるので、その費用が必要です。

もし頑張って自分でやる!と決めたのであれば、その技術を取得するまでの時間コストも把握しなければいけませんね。

一つ一つどれくらいの時間や費用がかかるのか?手持ちの資金や頼める人はいるのか?

ということを考えながら独立の時期を探りましょう。

辞めたスクールの近くで開業はしない

独立を考えるならば、絶対に頭に入れないといけないことは

「敵を作らない」

ということです。

これまでも感情的に動いてしまうことで敵を作ることもあったでしょう。

それでも売上はあげてきたし、成果も出たし、評価もされたぞ。と思った方もいるかもしれません。

しかし、それは会社に入っていたからできたこと。

誰かがあなたをサポートしたり、会社の信用でなんとかなっていたのです。

これから独立したら誰も守ってくれる人はいません。自分で自分を守るために敵を作ってはいけないのです。

喧嘩をしていきなり退職をして独立してもなかなかうまくはいきません。

敵を作ったときに一番やっかりなのが、妨害されるからです。

しかも軌道にのったときや調子がよくなってきたときに妨害されることもあるのです。

独立を考えたときには少なくとも3ヶ月~半年前には雇い主に相談しながら計画を立てましょう。

そして一番大事なことが

これまで働いていたスクールの近くで開業しない

あなたが人気のインストラクターであったら生徒様はあなたの方にいく人もいるでしょう。

しかしそれはこれまで働いてきたスクールの売上を落とすことになります。

反感を買うことになりますね。

それを見ている人もいます。

生徒様のとりあいにならない範囲の場所で開業しましょう。

これは敵を作らないというだけではありません。

実は、あなたにも関係があるのです。

働いていたスクールの近くに開業すると

そのスクールと生徒様の奪い合いが始まります。


辞めて開業するときに、近くに開業することで生徒様を引っ張ってこれるのはいいですが、そのあとは前のスクールとの生徒様の奪い合いになります。

スクールの月謝や広告宣伝費など、個人が会社でやっているところとなかなか太刀打ちはできないでしょう。

「自分のところは口コミで来てくれるから」

ということであっても、ライバルが月謝を下げてきたら苦しい戦いとなるでしょう。

それならば個人でやるからこその特徴や特別なプランがあるといいですが、それこそこれまで働いてきたところのノウハウでやっている人がほとんどだと思います。

同じ位の距離ならわざわざ高いほうには行かないですよね。

まとめ

独立を考えるのであれば、準備が大事。まずはどんな業務があるか知ること。そしてそれにかかる費用や時間も調べる。

そして独立するなら敵を作らない。

前職のスクールの近くで開業しない。前もって相談すること。

次からは独立したら必要なことをご紹介します!

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