更新日:2024/4/24

       

向き不向き

向き不向き②スイングに強い癖がないか

向き不向き②スイングに強い癖がないか|ゴルフ業界の求人情報

スイングに強い癖がある方はゴルフインストラクターには向いていない。と聞いたら誰しもが納得できるでしょう。

こちらでは、具体的にスイングに強い癖があるとなぜゴルフインストラクターに向いていないのかを詳しく見ていきます!

スイングに強い癖があるとゴルフインストラクターに向いていない理由

生徒様に正しいスイングを指導しにくい

癖の強いスイングそのままを生徒に教えることはできないと思います。というのも癖が強くても別の要素でバランスがとれていいショットが打てているわけですから、それをそのまま生徒に教えても再現できないのです。

癖の強いスイングでも上手ければ問題なし!

まさにその通り。しかし、問題は

「再現性がない」

ということです。

癖が強くてもいいショットが打てるのは、センスや勘が良かったり、自然に微調整できたり、筋肉量が人よりもあったり、しなやかな体であったりと最終的にバランスがとれているからだといえるでしょう。

しかし、指導するのは一般の方です。

筋肉量の少ない子供や女性、また運動に対して鈍いタイプの方もおられます。

そういう時にどんなスイングだと伸びるかというと、やはり正しく理にかなったスイングでなければいいショットは打てないでしょう。

ですから正しいスイングを指導することになると思うのですが、それもはじめはいいですがどんどん生徒が成長したときに、どのように指導したらいいのかわからなくなってしまうという問題点に陥りがちです。

理論的であってもやはり力のいれ具合、抜き具合など、感覚的なものはやっていないと説明もできません。

インストラクター選びをするときに避けられてしまう

ゴルフがもっと上手くなりたい!どうやって練習したらいいのかわからない!そんな時にスクールに入ろうと考えますよね。

さあ、体験レッスン、お試しレッスンに行こう。

そんな流れでいざ実際にレッスンに行ったところ、ゴルフインストラクターが見本で癖の強いスイングを披露してくれた。

これはなかなかこの癖の強いインストラクターに教えてもらおう!とはなりにくいですよね。

どんなにいい人柄のインストラクターであっても、選んでもらうハードルが高すぎますね。

ゴルフインストラクターはどれだけ生徒を増やすか?

継続してもらえるか?

というところが給料と直結しますので、安定した収入を考えたときには、癖の強いスイングがある方は難しいといえるでしょう。

自信がなくなる

たとえ癖の強いスイングであっても人柄や楽しいレッスン、口コミで人は増えるかもしれません。

生徒様の満足度は高いかもしれません。

しかし、問題はだんだんとこの指導で大丈夫だろうか?という不安に陥るということです。

仮に正しいスイングを教えているとしたら、自分はコツも、乗り越えないいけない壁も、何となくは理解できても、充分には理解しにくいでしょう。

だんだんと自信がなくなり、不安になります。

それでもゴルフインストラクターを目指したい場合は?

だけど教えるのが好き。ゴルフも大好きでやっぱりそれでもゴルフインストラクターになりたい!と思う方もいらっしゃるでしょう。

そんな場合はどうしたらいいのかを考えてみましょう。

もし、正しいスイングの感覚を伝えることができないのであれば、数値や理論的に伝えることをおすすめします。

スイングを動画にとって分析してみたり、機械を利用してどこに問題があるかを伝えることもできます。

その場合、正しいスイングをしているインストラクターよりも詳しく、しっかりとした分析が必要です。

なぜなら、自信が持てるからです。

なるほど!確かにそうですね!

自信を持って教えることができる、自信のあるインストラクターのもとにはたくさんの生徒様が集まってくるでしょう。

この先生なら大丈夫。信じて練習しよう!という気持ちが、上達のポイントです。

癖が強くてもゴルフインストラクターになるんだ!という気持ちのある方は、理論的に数値を分析して、問題解決できるようになると、癖が強くても乗り越えることができるでしょう。

まとめ

癖が強いスイングだと生徒様はつきにくいといえるでしょう。

また「指導する」という観点からも教えにくく、再現性にかけます。

しかし、理論的、数値的に分析できたり説明できるのであれば、たとえご自身のスイングが癖があっても指導していくことは可能です。

次の向き不向きは
「多数の生徒を抱える器があるか?」です。

わあ!いきなりこんなこと言われても・・・
ですね。

でも大丈夫。はじめからできる人はいません。どのように対応していけばいいのか書いております。必見です!


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