スクールで教えてくれるレッスンプロの自己紹介の欄には、ライセンスを書いている欄もあるでしょう。
レッスンプロのライセンスの種類ってどういうものがあるのか?
また、自分がレッスンプロになる際にはどんなライセンスが必要になってくるのか?
また、ライセンスの難易度についてご紹介いたします。
レッスンプロのライセンスの種類
レッスンプロはライセンスを持っている方が多いですが、実際には、ゴルフを指導するのに資格は必要ありません。
たとえ無資格であろうとも、ゴルフでお金を稼いでいるのであれば、プロと名乗ることができます。
ですので、ゴルフを指導しているコーチは全員、○○プロと名乗れることができるのです。
しかし、無資格の自称○○プロに習うよりも、しっかりした団体に認定された資格を持つコーチに習いたいと思う人も多いですし、体系的にゴルフも学べるメリットもあります。
レッスンプロのライセンスとして、最も知名度が高く、持っていると有利になるのは、日本プロゴルフ協会(PGA)のティーチングプロの来意センスでしょう。
ティーチングプロというのも日本ゴルフ協会の登録商標となり、レッスンプロとして活躍する際にもティーチングプロと名乗れるのは、日本ゴルフ協会のライセンスを取得した人のみとなります。
他にもゴルフのライセンスを発行している団体はたくさんありますので、以下の記事を参照ください。
レッスンプロのライセンスの難易度は?
レッスンプロのライセンスの中でも最も知名度の高いライセンスはわかりましたが、一体、どれくらいの難易度なのかは気になりますよね。
日本プロゴルフ協会のライセンスは2つあります。
- トーナメントプレーヤー
- ティーチングプロ
トーナメントプレーヤーはプロのツアーに参加できる位、実力がある人でないと合格できないライセンスになります。なんと難易度は3~5%だといわれています。
ツアーで活躍しているプロゴルファーはほとんどの人がライセンスを取得しており、知名度も難易度も間違いなく日本で一番のライセンスと言えるでしょう。
しかし、ティーチングプロになると、トーナメントプレーヤーほどの難易度ではなくなります。
合格率も48%となっており、ライセンス取得の可能性もあります。
とはいっても2人に1人の割合でしか合格できないうえに、かなりゴルフの技術も必要になってきますので、他のレッスンプロのライセンスに比べると難易度はかなり高くなるでしょう。
ライセンスをとるべきか?
レッスンプロは必ずしもライセンスは必要ではない。
しかし、就職にも有利であったり、ライセンスがあると生徒さまからの信用度も増します。もちろん取得するべきですが、日本ゴルフ協会のティーチングプロのライセンス合格に自信がない。ということであれば、年1回しかないので、無資格でまずは働くことから始めるのもおすすめです。
スクールによっては研修制度が整っていたり、未経験OK、資格不問というところもあります。
まずはレッスンプロの経験を積んでからライセンスを取得するという流れであってもいいでしょう。その時には必要なくなっているかもしれません。
また、日本ゴルフ協会のティーチングプロ以下のライセンスを取得するのも一つの手です。
というのも、ゴルフは上手いけれども、教えるとなるとできない。ということはよくあります。特に、「なんとなくできる」という感覚が優れているタイプの人は特に、人に伝えるのが苦手な人が多い傾向にあります。
ゴルフを体系的に学び、論理的に、それぞれのプレイヤーに沿ったアドバイスができる。
このようなスキルを手に入れるためにも、ゴルフを教えるというライセンスを取得しにいくのはおすすめです。