更新日:2024/3/28

       

ゴルフインストラクターの職業コラム

ゴルフインストラクターという職業の将来性

ゴルフインストラクターという職業の将来性|ゴルフインストラクターの求人情報【RECRUIT- JAPAN】

ゴルフインストラクターの将来性を語るにあたり、日本におけるゴルフの現状を過去から遡って考えていきましょう。

高度経済成長期の日本、ゴルフは企業が接待に利用する目的で急激に普及していき、バブル期の1980年代後半は、ゴルフ場の開発ラッシュ、会員権の高騰などが社会現象になっておりました。ところが、バブルが弾けデフレ経済が加速すると、接待ゴルフは次第に姿を消し、若年層を中心にゴルフ離れが進んでしまいます。そしてゴルフ人口は1995年の約1500万人をピークに、現在の約800万人と減少の一途を辿っています。
ゴルフ場も、2002年には2460箇所あったものの、その多くは不良債権と化し、ゴルフ練習場とともに地方を中心に閉鎖に追い込まれ続けています。

ゴルフ業界を取り巻く環境は、このように厳しいものではありますが、悲観材料ばかりではありません。ゴルフ自体の面白さ、魅力が大きいために日本では他のスポーツに比べとても競技人口が多く、将来に渡ってもなくなることはけっしてないでしょう。
また、ゴルフが接待としてではなく、アメリカやイギリス同様スポーツとして楽しむものへと変化している点、年齢を問わず楽しめることが高齢化社会に合致している点でも、期待ができます。

ゴルフ指導は、これまでのイメージを排し、シフトチェンジしていくかもしれません。短期間で確実に効果を上げるという形式に。より高級に、プライベートレッスンで。またはより手軽に気楽に。楽しくコミュニケーションの場として。このようにゴルフスクールは多様化をはかり、どんどん進化していくでしょう。
ゴルフインストラクターも時代の流れを見ながら変化を続け、ゴルフ・指導力両面で実力を高めれば、十分職業としての将来性はあるといえるでしょう。

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