更新日:2024/11/23

       

ゴルフインストラクターの職業コラム

ゴルフインストラクターは生徒さんを怪我から守らなくてはならない

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ゴルフは激しい動きがなく老若男女が楽しめる安全なスポーツではありますが、スポーツである以上生徒さんの怪我のリスクを考える必要があります。
ゴルフインストラクターは、怪我のリスクから生徒さんを守らなくてはなりません。

起こりうる怪我として、
・前傾姿勢や頭部を固定して体を回転することからくる腰痛、背骨痛、首痛。
・ショットの衝撃からくる手首痛。
・肘の内側にある指や手関節を曲げる筋肉が炎症を起こす肘痛。
・スイングからくる肩痛などがございます。

対処法としては…
① 生徒さんにゴルフを始める前の準備運動を、特に関節まわりを意識してしっかりおこなっていただくこと。冬場や早朝ゴルフではいつもより入念にすることで、体を温め怪我を防ぐことができるでしょう。

② ゴルフ以外の日常生活でもストレッチをするよう生徒さんにオススメしてみましょう。特に、肩や腰、首については、前後左右、旋回とあらゆる方向で、より筋肉をやわらかく使えるようしておくと、怪我のリスクから身を守ることができます。

③ くれぐれも生徒さんに無理をさせないこと。性別、体力、筋力、関節の可動域などは人それぞれです。生徒さんの個性をしっかりと把握し、状態を見ながら無理のない範囲での指導が大切です。技術ばかり先行して理想のフォームを押し付けないよう注意しましょう。

それでももし生徒さんに痛みが出た場合は、無理をさせず休養していただきましょう。痛みをともなうゴルフは楽しくないだけではなく、症状を悪化させる恐れがあります。症状の軽いうちに休んでいただくことで、長くゴルフを楽しんでもらうことができるでしょう☆

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