体調管理は社会人ならどの職業にも必要ですが、こと職業病も多いゴルフインストラクターにおいては特に重要な職務の1つといえるでしょう。

ゴルフインストラクターにとって体調管理が必要不可欠なその理由は、大きく2つございます。
1つは、生徒さんのため。インストラクターが体調を崩してレッスンに穴を開けると、他のインストラクターに代わってもらったり、休講にせざるをえなかったりします。生徒さんはそのインストラクターの指導を受けるために通っている側面もあり、迷惑をかけてしまいます。ゴルフインストラクターは、一人ひとりが代わりのいない職種であるという自覚を持ち、自分自身の体を大切になさってください。

もう１つは、インストラクター自身やご家族のため。ゴルフインストラクターという職種は、本来長く勤めることのできる職業です。ただ、生涯の職業としてゴルフインストラクターの道を選び、最後まで歩き続けるためには、健康体であることが不可欠です。職業病とも言われていますが、腰や肩などを傷めてしまうと、スポーツインストラクターとして長期的に活躍することが難しいでしょう。守るべきご家族やご自身の幸せのため、生涯本気で取り組むからこそ健康体でいつづける。それがプロの仕事なのです。

暴飲暴食を避け、たっぷり睡眠をとり、その日のうちに疲れを取りましょう。また、腰や肩を傷めないよう適度なストレッチをし、常に考えながら体を動かすことも大切です。
ゴルフを愛するように自分の体を愛してください。しっかりメンテナンスをして、明日に、将来に、備えましょう！