これまでゴルフ未経験だった方が社会人になり趣味でゴルフを始め、その面白さにハマり、どんどん上達していく…そういう話は珍しくありません。では、そのような方がゴルフインストラクターとして成功することは可能なのでしょうか?
まず、ゴルフインストラクターの成功が「生徒さんからの人気が高い」「収入が高い」という前提でお話させていただきます。
一見、ゴルフインストラクターは、ゴルフ歴の長い、例えば物心ついた頃からずっとゴルフクラブをおもちゃ代わりに遊び、若くしてツアープロになり、その兼業で指導をしている人の方が、人気が出そうに思われるかもしれません。
しかし実際はそうとも限りません。
確かにそのようなゴルフインストラクターは、ゴルフの技術がとても高く、フォームもとても美しいので、生徒さんは憧れを抱き、教えてもらいたいと考えられることも多いです。
ただ、その技術、フォームは子供の頃知らず知らず感覚で身についたものなので、初歩的なことはできて当たり前に感じてしまい、生徒さんがどうしてできないのか理解できない。そうなると教え方もわからない、生徒さんの期待に応えられない、生徒さんの数が減っていく…という悪循環を起こすケースもあるようです。
反対に、社会人から趣味でゴルフを始め、インストラクターになった方は、できない状態から自分自身の頭で考え、努力を重ねて上達しているので、自分なりの克服法、上達のコツをしっかり持っていることが多いのです。初心者の生徒さんの気持ちがよく理解でき寄り添える傾向がございます。
競うゴルフと教えるゴルフは違います。
全員がそうとは限りませんが、結果として社会人から始めた方のほうが収入が高い例もたくさんございますので、ゴルフ歴の短い方も、ぜひひるむことなくチャレンジなさってください!