教えるのが上手い、ゴルフが得意。
ということも必要なことですが、多数の生徒を受け持つという心構えも必要です。
こちらの記事ではゴルフインストラクターに向いているか向いていないかを判断する際に必要な要素の中の一つ
「多数の生徒を抱える器がなぜ必要かについて」
お伝えしていきます。
多数の生徒を抱える器はなぜ必要?
なぜ生徒数が多くなるのか?それは
多数の生徒=安定収入
だからです。
ゴルフインストラクターで安定した収入を得ようと思ったら、たくさんの生徒を抱えなければいけません。
また一時的ではなく、継続的に多くの生徒様と関わることになります。
プロと個人的な契約をするならともかくとして、多くのスクールの料金は月々1万円程度の料金になっています。
あまり多数の人を相手にできない。となると、どうしても収入は低くなってしまいます。
具体的に何人くらい?
仮にスクールが1ヶ月8000円の月謝だったとしましょう。
50人の場合・・・
1ヶ月8000円×50人=40万円
ここから、スクールに渡す分が発生しますので、1ヶ月20~30万円くらいになるでしょう。
契約社員でしたらボーナスはないので、毎月20~30万円になり、年収240~360万円位となり、家族がいる場合だと急な出費や、旅行、大きな買い物は難しいですよね。
もう少しあれば。という気持ちもでてくるかと思います。
50人という生徒数でもかなりの人数だと思います。
50人以上の生徒様を継続的に抱え続けていくというのは、人によってはかなり負担になることでしょう。
はじめは少数から
でも、ご安心ください。
いきなり50~100人近くの生徒様を抱えるなんて、どんなゴルフインストラクターも最初からできたわけではありません。
はじめは誰しも少ない人数からスタートして徐々に生徒様の数が増えていったのです。
最初は10人でも大変だったことが慣れるにしたがって、楽になってくるでしょう。しかし、一人で多くの人を相手にしていくと不手際はでてくることもあります。
あまりにも完璧主義だと人数が増えてくるにつれて対応できなくなってきて、精神的にしんどさを感じることもでてくるでしょう。
生徒様に応援してもらう
ではどのように運営していったらいいでしょうか?
学生時代を思い出して欲しいのですが、人気の担任の先生、人気のない先生がいたと思います。
人気の先生には生徒が周りに集まっていて、先生が大変なときは手伝ってくれる生徒もたくさんいたのではないでしょうか?
お金を出してくれている生徒様に手伝ってもらうなんて・・・
と思ってしまうかもしれません。
しかし、手伝った生徒というのは逆に満足度は高かったりしませんか?
先生のお役に立てた。自分も参加している気分になれる。
むしろ、満足度をあげるためにも、生徒様を巻き込むほうがいいのです。
例えば、イベントの告知を手伝ってもらったり、他の生徒様に声をかけてもらったり。
ゴルフインストラクターは全員のことを気に掛けるというのは、なかなか難しいですよね。
そこで、生徒様に手伝ってもらうといいです。
ただ、そのためには応援してもらう先生である必要がありますね。
まとめ
大人数と関わり、継続的に関係を築いていくことがそもそも苦手という方は厳しい。
しかし、はじめは少人数からなれていくので、無駄に心配する必要はないでしょう。
多くの生徒様とつきあっていくには、生徒様に協力してもらうような体制づくりも必要になります。