「ゴルフインストラクターってチヤホヤされる。みんながヨイショしてくれる。」
一昔前まではそんな風潮があったかもしれません。
しかし今のゴルフ離れが進んだ時代、少しゴルフ業界も変わってきました。
こちらの記事ではゴルフインストラクターで食べていくために、仕事をサービス業として捉えることの重要性をお伝えいたします。
ゴルフの先生なんだから違うでしょ。
サービス業ならゴルフの先生になる意味ないよ。
という方も一度、最後まで読んでいただくと納得できると思います！
ゴルフの上達に必要なものとは？
さて突然ですが、みなさんはゴルフの上達に必要なものはなんだと思われますか？
・練習量
・何回でも再現できるショットが打てるように訓練する
・仮説を立てて繰り返し練習し結果を判断、目標に近づける努力
色々ありますね！
上達するために必要なこと。もっと他にも取り組まれてきたことでしょう。
しかしもう少し昔をさかのぼってみてください。
ゴルフを始めたころ、ゴルフインストラクターや周りの人から、いいショットが打てると
「いいね！すごくよくなったね！」
と褒められたのではないでしょうか？
ボールが気持ちよく放物線を描く気持ちよさ、褒められる嬉しさを感じて
「ゴルフって楽しい！もっともっと練習しよう！」
と感じていたのではないでしょうか。ますますゴルフが好きになりのめりこんだいったかと思います。
大事なのはゴルフを好きになってもらうこと
ゴルフインストラクターを職業に、とお考えの方、すでに職業にされている方は、60台のスコアで回れるような素晴らしい才能や勝負強さ、努力といったものを兼ね備えていらっしゃるかと思います。そのためこれまでたくさんの賞賛を受けてこられたのではないでしょうか？
人というものは、褒められると喜びが生まれ、自信がつきます。そしてますますゴルフが好きになり、上達するというよい循環が生まれてくるものだということを肌で感じてこられたことと思います。
ただ、褒めてもらうことを当たり前に感じたままだと、ゴルフインストラクターとしての高みへは登れなくなる恐れがあります。
ここで意識をくるりと変えてみましょう。
今まで周囲に褒めてもらったことを、今度は自分が恩返ししていく。そんな気持ちで生徒さんに接してみてください。生徒さんに喜んでもらい、ゴルフを好きになり、楽しく上達していただく。
それがプロの仕事なのです。
生徒様の喜び＝自分の喜び
ゴルフインストラクターは技術の伝授者だけではなく、サービス業、接客業であるという認識をしっかりと持つことが重要です。生徒さんの満足、喜びが自分自身の喜びだという謙虚な心で日々インストラクター業務にあたっていただければ、生徒さんに慕われ、きっと人気のインストラクターになれるはずです。
「向き不向き⑤わかりやすい表現が出来るか」
です。
