ゴルフ場のキャディに関するお仕事についてお伝えいたします。

仕事内容【ゴルフ場】

キャディの仕事内容は

コースの特徴の説明やアドバイスも業務に入っているのであればゴルフ経験者しかできないんじゃ・・・と思われるかもしれませんが、キャディになる人の多くはゴルフ未経験者です。

はじめはアドバイスもできないので、先輩スタッフについて学んでいき慣れてきたらアドバイスも行いますので、未経験でも十分に働けます。

通常のキャディのことをハウスキャディと呼び、プロと契約して大会を一緒に回るキャディのことをプロキャディと言います。

最近は松山英樹さんと契約したプロキャディの早藤将太さんが話題になりましたよね。

「本能でやっただけ」
松山英樹のキャディが話題の“お辞儀シーン”を明かす！
「反響に本当に驚いてる」（THE DIGEST） https://t.co/sAF1ZL7cDe

— 水平対向 (@12242002) April 24, 2021

プロキャディの仕事内容はハウスキャディの仕事に加えて

が仕事となります。

ハウスキャディが「お客様にプレーを楽しんでもらうこと」を目的としているのに対して、プロキャディは「選手と一緒に戦う」ことを目的としています。

選手からどんなことを聞かれても応えられるようにコースを熟知している必要がありますし、選手を励ましたり、静かに見守ったり、ベストな声かけをしたりと心の支えとなり、普段の実力を発揮できるように努める必要があります。

向き不向き【ゴルフ場】

キャディは向き不向きがあります。

キャディに向いている人

・接客が好きな人 ・体を動かすのが好きな人 ・人に喜んでもらうのが好きな人 ・気配りのできる人 ・屋外で開放的に仕事がしたい人 ・体力に自信がある人

キャディに向いていない人

・体を動かす仕事が苦手な人 ・体力に自信がない人 ・接客が嫌な人 ・外で働くのが苦手な人 ・人と接する仕事をしたくない人

プロキャディを目指す人は

であることが必須になります。

ハウスキャディも体力は必要ですが、プロキャディはそれ以上を求められます。

トーナメントでは15～30㎏もある重いバッグを担いで18ホールを回らなくてはいけません。それに加えて炎天下の日も雨の日も、寒い日も対応する必要があります。プロの世界では男性キャディが圧倒的なのもうなずけますね。

資格【ゴルフ場】

ゴルフのキャディには資格は必要ありません。

未経験から始めることができます。約2～3ヶ月の研修期間でキャディとして仕事をしている人が多いようです。

プロキャディに資格はありません。ゴルフのプロから直接声をかけられて契約する。というケースがほとんどのようです。

知り合いのつてがあればいいですが、全くない場合はハウスキャディとして経験を積みながらプロから声をかけられるのを待ったり、人脈を広げることに努めるという手段があります。

成り方【ゴルフ場】

ハウスキャディはゴルフ場のスタッフとして働きます。

キャディの派遣会社に登録して働くこともできます。

プロキャディの場合はプロと個人的に契約を結びます。プロゴルファーの専属で契約する場合とフリーとして大会ごとに契約を結ぶプロキャディがいます。

多くは大会ごとに契約を結ぶフリーのプロキャディです。

フリーのプロキャディから始めてたくさんの選手と一緒にコースを回り、そこで相性があった、素晴らしいキャディだと認められたらプロゴルファーの方から専属契約のオファーがきます。

ではフリーのプロキャディになるには？

まずフリーのプロキャディは通常の求人では募集しておらず紹介で成り立っています。

なんの人脈もない場合はプロキャディになるのは難しいでしょう。

働き方【ゴルフ場】

ゴルフ場のスタッフですので、ゴルフ場が提示した働き方になります。

ほとんどがアルバイト・パートでの働き方になりますが

正社員や契約社員、派遣社員で募集しているものもあります。

プロキャディの場合は個人間での契約となります。

収入【ゴルフ場】

アルバイト・パート・・・時給1200円～1500円程度

正社員・・・月給20万～

キャディのお仕事は比較的時給が高い傾向があります。

時給以外ですと、業務委託契約をとっているゴルフ場もあります。

およそラウンド1人3000円、4人で12000円。雨が降ると雨手当てもあります。

しかし時給ではないデメリットとしては、お客さんが雨でこない場合などはその日、売上が上がらないということもあります。

プロキャディの場合は、基本給は1試合につき10万円が相場です。これに出来高をプラスしたのがキャディの収入です。

出来高は、選手の獲得賞金のうち、予選通過で5％、ベスト10以内で7％、優勝で10％がもらえます。

就職必勝法【ゴルフ場】

キャディはお客さんに気持ちよく楽しくプレーするためのサポートをする仕事です。ですので、明るいことや笑顔で挨拶できること、礼儀正しいことは面接官に好印象を与えます。

また過去に接客の仕事をしていたことや、人と関わる仕事が好きだというのもアピールポイントになります。

また長くキャディを続けたいというのも積極的に採用したい人となります。というのもいいキャディというのはある程度の経験が必要になってくるからです。

何度もお客さんと回ることでわかるタイミングやアドバイスなどは一朝一夕にはできません。お客様に安心して気持ちよくプレーしてもらうためにも長く続けてもらえる人を採用する傾向にあります。