ゴルフインストラクターとして働くと一口にいっても働き方はさまざまです。
ゴルフインストラクターの働き方(雇用の場合) |
アルバイト 正社員 契約社員 |
ここではゴルフインストラクターとして雇われた場合の雇用形態についてご紹介します。
なお、独立したいという方はこちらの記事で独立についての働き方について書いていますのでご覧ください。
ゴルフインストラクターの働き方
ゴルフインストラクターと一口にいってもさまざまな環境の中で働いている人がいます。
本業と両立している人、専業でやっている人、週末だけ、夜だけという人。どの雇用形態がご自身にぴったり合うのかをイメージしていただくために一つずつご紹介していきます。
アルバイト
ゴルフインストラクターで働く場合は固定の生徒様を担当しますので、できるだけ毎日出勤するのが理想になりますが、学生の方や他にも仕事のあるかたにとっては難しいですよね。
その場合はアルバイトで曜日の担当を持つことになります。
シフト制がほとんどになりますが、生徒様のことを考えて毎週同じ時間に出勤できるようにする工夫が必要です。
また、生徒様から見たときには社員もアルバイトもすべて同じコーチです。
ですのでアルバイトだからそこそこやっておけばいいだろうという気持ちでは生徒様にすぐに見透かされてしまうでしょう。
たとえ学生のアルバイトであっても指導面もそうですが、社会人としての高い意識が必要です。
アルバイトのメリットは別の仕事を両立できるので、突然の解雇や倒産などのリスクヘッジになるということ。
また人間関係が苦しいときでも毎日ではないから、そこそこやっていける。というような場合もあるでしょう。
デメリットは正社員に比べて給料が安いということです。
またアルバイトでも有給休暇をとれるところもありますが、実質とらないところがほとんどだということです。
正社員
ゴルフインストラクターは人気商売ですし、歩合制を取り入れているところも多いですが、正社員を募集しているところも充分にあります。
ただ問題はもしあなた自身がとても人気のあるインストラクターだった場合、正社員ですと生徒数に比例して給料が伸びる場合が少ないので、その場合は契約社員になったり、独立して働いたほうが稼げる場合もあります。
ただ、会社に雇われる最大のメリットは役割分担ができるということです。
独立した場合は集客、管理、運営、顧客対応などすべてを自分一人でやらなくてはいけません。
もし誰かにやってもらうとしたら、その人に給料を払っていけるだけの売上を上げ続けなくてはならないのです。
それを考えるとゴルフインストラクターの指導や管理などの仕事に集中できる環境というのは有り難いですよね。
もし正社員になった場合は給料をあげてほしくて一所懸命に売上をあげたとしても、実際には給料はなかなか上がらないのが現実です。
ではどのようにしたら昇給が見込めるのか?というと、
どのゴルフインストラクターにあたっても高い技術と丁寧な接客ができるようなインストラクターをたくさん育てることができて、
そのインストラクターがどんどんお客さんを呼び込むことができたときに、正社員でも給料はあげてもらえるでしょう。
正社員になったということは、会社の一部だということを認識し、会社全体の売上や人材のレベルが上がるような行動をとることで稼げるようになります。
契約社員
あなた自身がとても人気のインストラクターだった場合は正社員よりも契約社員で働いたほうがいい場合もあります。
どのような契約をするかにもよりますが、たいがいは生徒数によって給料が上下する契約をするところが多いでしょう。
デメリットはゴルフインストラクターとしてスタートした時です。
スタートした時はまだまだ生徒数も少なく1ヶ月生活できるレベルのお金も稼げないでしょう。
少なくとも半年は満足に稼げないことを見越して、他にも働くところを見つけておくか、貯金をためてからゴルフインストラクターを目指すべきです。
会社だけに集客を任せるのではなく、自分自身もSNS発信をしていいのであれば積極的に行い、できるだけ早く生徒様が集まるように行動していきましょう。
また正社員と違って契約社員は優遇されないという意見もありますが、
基本的に契約内容によりますが、有給休暇もありますし、ボーナスや社会保険にも加入してもらえます。
さらに契約社員のメリットとしては転勤を命じられないということです。
新店がオープンしたから、少し自宅からは離れるけどいってほしいという会社からの要望はないのです。
デメリットとしては育休は認められないことと、契約内容でボーナスを出すところは少ない。
また、契約期間の終了がある。ということですね。
契約期間が終了にならないように、会社に対してメリットを出し続ける必要があります。
契約社員で働くときには、独立するときのように全てをやらなくてはいいですが、会社に依存してしまうと契約終了になったときに困りますので、会社と自分がwin-winになる関係を意識していることが大事です。