面接をして採用してもらえた時も、残念ながら選考に落ちてしまった時の、通常であればなぜ、採用してくれたのか?という部分は知ることはありません。
採用されたところで軽く教えてもらうことはできると思いますが、どれが正解かわからないからこそ、面接というのは何回やっても緊張しますね。
特に、第一希望であればあるほど、緊張しますいし、どのようにアピールするか?考えあぐねます。
今回は、
面接する際に見ているところ
どういう人が面接で評価されるのか?
をご紹介していきます!
実績よりもプロセス重視
ゴルフのインストラクターを受ける際にアピールするポイントとして、実績というのは、何ものにも勝る説得力があります。
しかし実績が高い人ほど、面接に受かるのか?というとそうではありません。
面接の際に一体、どこを見ているのか?
3つのポイントに絞ってお伝えします。
どんなことができるのか?
ゴルフのインストラクターになりたいです!と面接にきた際に面接官はどんなところをみているのか?
それは、「この人は一体、どんなことができるのかな?」です。
例えば、面接にきた人がゴルフがものすごく上手かったとします。実績もバッチリ。
一人で完結するならそれでいいのです。
しかし、ゴルフのインストラクターになりたいということは、人に教えるということ。
ゴルフが上手い。というだけではなく、教えるという仕事をさらに分解する必要があるのです。
例えば
コミュニケーション能力がある
相手のやる気を出させるのが得意
憧れられるようなカリスマ性がある
スイングを理論的に解説できる
体の動かし方を分析してフィードバックできる
初心者にわかりやすく説明できる
スランプになったときのメンタル面をサポートできる
このようにゴルフのインストラクターといっても色々な作業に分解できるかと思います。その中で、自分ができること、できないことがでてくるかと思いますが、
「自分ができるのはなぜか?」
「自分ができるようになったプロセス、根拠」
を伝えることが大事です。
どのように考えて、どのように目標を立てて行動してきたか?
人によって、状況は違います。生まれつき身体能力が優れている人。経済的に恵まれていてゴルフだけに取り組むことができた人。
実績だけが高い、低いだけでは計れないところがたくさんあります。
だからこそどんな過程をのりこえてきたのか?というところが見られているのです。
自分のところで働いても能力を発揮できるか?
ゴルフの実績や、転職であれば、前職の経験が実際に働きだしたときに能力が発揮できなければ意味がありません。
すべての状況がうまくいったときに、評価された。ということよりも、どこで働いてもどんなときでも、成果がでるような考えて方をしておかなければいけません。
たとえ、ゴルフでなくても前職で成果がだせたものに関して、うまくいった要素を分解して、別ジャンルでもシフトできる柔軟性や再現性が必要になります。
どのように考え、目標を設定、どんな行動をしたか?さらに、結果をかえりみて、どこがうまく言った要因だったか?失敗したのはなぜか?
ということを把握しておく必要があります。
うまくいった要素、だめだった要素ということを、しっかり把握しているからこそ、新しい職場においてもイメージしながら自分はここで役に立つことができます!というアピールができるのです。
物事を俯瞰する力・客観性があるか?
ゴルフのインストラクターという職業は人気商売です。インストラクターの人気が出ればそれでいい。という考え方になってしまうと方向の修正ができなくなってきます。
会社の方針や、時代の流れ、会社の中での自分の役割などを俯瞰できる能力がないと、間違った方向に走りがちです。
事実や情報に対して、どれだけ客観性をもってとらえているか?また、それを踏まえて、どんな意見があるか?
というところも見られます。