ゴルフのインストラクターになりたい!と検討されている方にとって、実際の仕事内容というのはチェックしておきたい項目ですね!
ここでは仕事内容を全部で6つにわけて、一つずつご説明していこうと思います。
ゴルフインストラクターの仕事内容 |
仕事内容①練習場でのレッスン 仕事内容②ラウンドレッスン 仕事内容③コンペの開催 仕事内容④知識のレクチャー 仕事内容⑤事務処理 仕事内容⑥WEB関連 |
今回は、仕事内容①の練習場のレッスンについてです。
ゴルフ練習場のスタッフ様に挨拶
ゴルフ練習場に出勤したら、必ず笑顔でゴルフ練習場の受付スタッフや、点検のスタッフ、清掃スタッフ、また別のスクールのスタッフの方に挨拶します。
ゴルフ練習場のスタッフ様と仲良くなるのは仕事をスムーズに進めていく上で大切なことですね。
またゴルフ練習場に通う常連のお客様に対しても居心地がいい場所に感じてもらえるようにする必要があります。
そのためにはまずは挨拶から実践していきましょう!
打席を確保
ゴルフ練習場の打席は基本的には、打ちっぱなしにくるお客様が優先です。
どの打席でも使用してもいいというわけではなく、多くはゴルファーがあまり使用しない端っこや2階、3階の打席場になるでしょう。
通常利用のお客様の居心地がよくなるように配慮は必要です。
レッスンの前にはフロントに行き、どの打席が使用できるか確認します。
フロントで指定された打席に行き、間違えてお客様が使用されていないか?
荷物の忘れ物などはないか?打席が利用できる状態かどうかを点検しましょう。
清掃・安全確認
打席が確保できたら、清掃をして、危険なものは落ちていないか?
打席の幅は移動していないか?安全か?などを確認します。
ゴルフ練習場のスタッフの方もチェックしてくれていますが椅子は移動していないか?忘れ物はないか?
また機械や備品の破損なでも見ておきましょう。
生徒さんお迎え
レッスンスタートの少し前になると、生徒様がいらっしゃいます。
元気に挨拶をしてお迎えをします。
よいレッスンがスタートできるように、少し会話をしてもいいですね。
「調子はどうですか?」
「この前のコンペはどうでしたか?」
「体調はよくなりましたか?」
など、先生は自分に関心がある。見てくれているというのはやる気が出たり、安心感、満足度に繋がります。
ゴルフクラブを新調した時なども積極的に話題を振っていきましょう。
このように普段からコミュニケーションをとっておくと実際のレッスンでも何につまづいているのか?
気になっている点はどこなのか?
十分にヒアリングできるようになります。
レッスンスタート
時間になりました。
レッスンスタートです。
まずは体をほぐすための準備運動から始めましょう。
レッスン中は生徒様が楽しくレッスンを受けることができるように、少しおおげさにリアクションしてみましょう。
「今のいいですね!!」
「ナイスショット!!」
「いいですね!その調子でいきましょう!」
など、ゴルフインストラクターから声をかけられるのは嬉しいものです。練習の成果が出た!もっと頑張ろうという気持ちになります。
意外と普通のテンションでは伝わりにくいものなので、いつもの1.5倍くらいの反応で声をかけてみましょう。
カルテをつける
ゴルフインストラクターの担当する生徒数は50~100人くらいになります。どこまで話をして、どんなことを前回アドバイスしていたか?
どんなところでつまづいていたか?
いつからスランプが続いているのか?
毎回毎回、同じことを言われたり、前回のことを忘れていたり、別の人と勘違いしていたり・・・
生徒様の満足度の一つに、「自分のことをしっかり見てくれている」
というものがあります。
生徒でなくても、自分のことを見てくれる、覚えていてくれるのは嬉しいですよね。
しかし、忘れてしまうのわかります。
そこでゴルフインストラクターの必須アイテムが
「カルテ」
です。
ゴルフの上達具合や、癖、ゴルフの内容だけでなく、職業や、家族構成など、雑談の中で教えてくれた情報なども書き込んでおきましょう。
レッスン中の注意点
レッスン中に気をつけたいことは、安全です。
楽しいレッスンも、安全なくしては成り立ちません。
怪我や、事故に注意しながら無理をせずにレッスンをします。
また、生徒様同士の会話で盛り上がりすぎて、大きな声が出たり、通路に荷物を置いたり、話し込んでいたりして、道をふさいでしまうこともあります。
トラブルにならないように、全体を見る目も必要になってきます。
片付け・忘れ物チェック・お見送り
レッスンが終わったら、片付けをして、機材などを動かした場合は必ず戻しておきましょう。
忘れ物がないかチェックをして、お見送りをします。
まとめ
だいたいのゴルフ練習場でのレッスンの流れをイメージしていただけたでしょうか?
全体を通してスクールの生徒様だけではなく、ゴルフ練習場やゴルフ練習場のお客様、スタッフの方、同業者にいたるまで、お互いに気持ちよく活動ができるような配慮が必要だということがご理解いただけたかと思います。
またそれ以上に安全対策が重要ですね!
今回のお仕事内容はスクールのインストラクターとして働く上で最低限必要な心得です。どんなにレッスンの質が向上しても油断しないよう、常に意識しておくことで大きなトラブルや事故を未然に防ぐことに繋がります。