更新日:2024/11/24

       

就職必勝法

履歴書の書き方

履歴書の書き方|ゴルフインストラクターの求人情報【RECRUIT- JAPAN】

いざ、履歴書を書こうとすると緊張してしまいますよね。それに一体どういうふうに書くのが正解なのか。少し悩んでしまわれるかもしれません。企業に自分のことを正しく、見やすくしっかりと伝え「話をしてみたい!」と思われる履歴書を作りましょう!

まず、自分に合った履歴書を選んでみましょう!

<サイズ>
一般的に市販されているものはB5判(257×182ミリ)ですが、近頃はA4判(297×210ミリ)も普及しています。企業からの指定があれば必ず指示に従ってください。それ以外はどちらのサイズを使っても構いません。書きたいことが多い人は大きいA4を使いしっかりとアピール、少ない人はB5で余白を作らないように…など自分に合ったサイズを選ぶといいでしょう。
新卒就活生はA4を選ぶ人が比較的多く、これには企業側の社内書類にA4が多いのでまとめやすいという側面があります。中途採用、パート・アルバイトの場合はB5がやや多いようです。年齢層が高くなるとB5のほうに馴染みがあるからかもしれませんね。
<項目>
履歴書は「志望動機」「自己PR」「趣味特技」「免許資格」欄の有無やスペースの違いで個性が出ますので、どの項目について重点的に書きたいのかも選ぶポイントになってきます。書きやすい項目が多い履歴書ですと書く熱も入りやすくなるかもしれません。

手書きかパソコンか

日本では就職活動の際、手書きがスタンダードです。
特に新卒就活生は手書きで作成するようになさって下さい。パソコンで作成するのはWEB上のエントリーシートやメール添付など企業に求められた場合に限ります。パソコンのスキルは履歴書以外でアピールしたほうが無難だといえます。
これは「字の丁寧さ」「誤字脱字の有無、適切に修正できているか」に加え「メールより手紙が丁寧な印象であるのと同じで、手書きの履歴書が一般的だという情報を入手し実行する社会性があるか」などを見られているためです。もちろん大切なのは中身ですが、少しでも好印象を与えるためには、採用担当者の機微を感じ取ることも必要ですね。
中途採用の場合は、企業(外資系、IT、WEB業界など)によりパソコンで作成したほうが評価が上がる場合もありますので状況に応じて対応なさって下さい。

いよいよ学歴欄の書き方です!

雨に濡れても大丈夫で書きやすい黒ボールペンがオススメです。フリクションタイプは熱で消えてしまい、水性ボールペンも濡れると消えてしまうので避けましょう。書き間違えてしまった場合は、面倒ですが最初から書き直してください。修正テープなどの使用、二重線はやめましょう。履歴書は修正しないというのが就職時の鉄則です。

日付は西暦でも和暦でもオッケー。(外資系ですと西暦のほうが親切です)ただし西暦なら西暦で揃えましょう。持って行くなら持参日、郵送なら投函日を記入しましょう。数字は123…などのアラビア数字を使用して下さいね。

一行目 :「学 歴」文字の間に少し隙間を空けると美しく見えます。
二行目~:年号は日付や生年月日に合わせましょう。「2016 3」のように数字だけ書くようにします。和暦の場合すべての欄に元号をつけてくださいね。学校が私立であれば「私立○○高等学校」と、公立なら「大阪府立 △△高等学校」と都道府県名も省略せずに記載します。普通科以外の学科の方は学科名も書きましょう。
さて、この学歴ですが、新卒就活生の場合は中学から、高校や大学のアルバイトなら中学から書き、在学中の学校は「在学中」と書きます。転職者は高校(専門学校)の卒業年から書きます。留年は特に記載する必要ありません。休学の場合は「○○大学△△学部●●学科 休学」と書き次の行に「病気療養のため入院、現在は完治し勤務に支障なし。」などと理由を簡潔に書きましょう。転校した時は「転入学」、転部、転科の場合は「編入学」、中途退学した場合は「中途退学」と省略せずに書きましょう。

ルールを守って正しく学歴欄を記入できると印象もUPします。

※詐称しないよう正直に書きましょうね。

職歴を書きましょう!

「職 歴」文字の間に少し隙間を空けると美しく見えます。
年号は日付や生年月日に合わせましょう。「2016 3」のように数字だけ書くようにします。
㈱㈲などと省略せず「株式会社」「有限会社」と記載します。部署に関しては志望する企業とマッチングすれば記載したほうがよいですし、そうでなければどちらでも構いません。企業の事業内容や仕事内容はここには記載せず「職務経歴書」を作成すると詳しく伝えることができるでしょう。その場合「職務経歴書」を提出していいのかの確認が必要になります。アルバイト経験は原則書く必要はありません。第二新卒の場合は志望企業と近い内容のアルバイトのみ有利に働く可能性があり、書いたほうが良いでしょう。派遣の場合は、「派遣元」「派遣先」「派遣社員として働いていた事実」と明記してくださいね。
退職の理由は不要です。「一身上の都合により退職」「契約期間満了により退職」などと書くのが一般的です。
職歴欄の最後に「現在に至る」と左端に書き、一行下か同じ行の右端に「以上」と締めます。
気をつけるべきは、職歴が多い場合も抜かさずすべて書くこと。経歴詐称になり解雇の可能性が高いのでご注意を!

資格

履歴書に書く目的で資格を取得される方って多いと思います。しかし、持っている資格をすべて書けば就職活動に有利かというとではございません。ここではちょっとしたコツを伝授したいと思います。
資格を見るとその人の「スキル」「向上心」「方向性」が見えてきます。皆様が何を目指して努力してきたのかをアピールできるのが資格欄です。採用担当の方の目線で、どのような人に映るか考えて書くように致しましょう。
基本ルールとしては
・ 資格は正式名称を書く…「宅地建物取引主任者資格 取得」など。
・ 取得順に書く…合格証明書や免許証に記載されている年月を書いてください。
・ 業務に関する資格を書く…たくさん資格をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、その種類がバラバラですと「何がやりたい人なのか。ただの資格マニアか。」とあまり良い印象がもたれない恐れがございます。
・ 同じ資格の2級、3級などお持ちの方は上位資格だけを記載しましょう。
・ 比較的容易に取得でき印象の薄い資格(日本漢字能力検定3級以下、実用英語技能検定準2級以下など)は、仕事に関係なければ書かなくてもよいでしょう。
・ TOEICなどはスコアを記載してください。ビジネス上では600点以上、外資系では700点以上必要と言われています。それ以下であれば、受ける企業によっては記載しないほうがいいかもしれません。
・ 未取得であっても「○○取得に向けて勉強中」などと書くとよいでしょう。
・ 業務に関係なくても目を引くような珍しい資格は、特技欄に記載すると面接時に盛り上がるかもしれません。
・ 資格がない場合は、資格欄の小さな履歴書を用意し「特になし」と書きましょう。
資格欄を作成する際には、採用担当者の視点で考え、優先順位をつけて効果的にアピールできるようにいたしましょう!!

特技

面接で深く掘り下げられやすいのが特技欄です。しっかりと受け答えのできる特技を書きましょう!この受け答えで成功すると印象に残りやすくコミュニケーション能力の評価も上がるでしょう。とはいえツラツラと長く書くのは禁物。「特技の内容(簡潔な説明)」という書き方がおススメです。
業務に即した特技はもちろん好印象ですし、アクティブな印象を持たれるスポーツなどは営業職に向いているなどと評価されることがあります。珍しい特技やギャップのある特技は採用担当者の方に興味を持たれやすいでしょう。

志望動機を書いてみよう!

志望動機は書類選考を通過した後も面接で必ず触れられる重要なポイントです。履歴書を作成するに当たり、面接も視野に入れてしっかりと練りあげていって下さい。ここでは簡単に志望動機の書き方をご説明させていただきます。

・志望動機欄の基本事項。最低限これは書いて下さいね。
1. 私は~の頃から~をしてきました。(過去)
2. 今回~という理由で転職することに致しました。(現在)
3. 貴社の~に大きな魅力を感じています。(現在)
4. いち早く貢献できるよう努力しますので、よろしくお願い致します。(未来)
採用担当の方に「何ができるのか」を示し納得してもらえるように、じっくりと作成していくとよいでしょう。
・字数にして150~250字程度が望ましいでしょう。もっとかける方は惜しみなく書いていって下さい。ただ、ダラダラと長い、字が小さすぎて読みづらい、欄外にはみ出るなどは避けましょう。簡潔で分かりやすく過不足のないように推敲なさってくださいね。
・企業のことは「貴社」と表記します。敬語で書いて下さいね。
・退職理由ではネガティブなことは書かないように注意しましょう。
・前職での実績などをさらりと盛り込めると良いですね。(但し自己アピールを意識しすぎて自信過剰に映る表現は避けたいものです)
・その企業のホームページなどに目を通し、企業の理念や社風を理解し、自分との共通項を見出し、考え方や能力をアピールできれば、理想的といえます。
・曖昧な表現は避けましょう。「貴社の社風に惹かれて」「貴社の将来性に」などは字数の無駄であり、不利に働く恐れがあります。具体性をもたせましょう。
・未経験の場合は、なぜ経験したことのない職種に、という点を明確にし、これまで培ってきた武器がどう活かせるかを記載すると高評価に繋がります。

通勤時間

通勤時間は、片道の最短時間を1分単位ではなく5分単位で書きましょう(わざわざ計る必要はなくWEBサイトなどで調べることができます)。「自転車、地下鉄30分」などと通勤手段を記入すると良いでしょう。その際も「原動機付自転車」「自家用車」など正式名称を用いて下さい。

扶養家族

健康保険、家族手当の支給などの手続きがありますので、扶養に入っている家族の人数を書きましょう。
・年間の見込み収入が130万円未満(60歳以上、または障害者の場合は180万未満)の養う責任がある家族がいる場合
・被保険者(皆様)の年収の1/2未満である場合
この両方を満たす条件があれば扶養家族といえます。なお、この場合の家族というのは、基本的に夫婦や親子、三親等内の親族を指します。また、内縁の配偶者や、その父母と子も扶養家族の対象になります。
扶養家族の有無が直接不利に働くことはありませんが、採用担当者によってはシングルマザーや介護をされている方の場合、勤務時間などの兼ね合いで影響が出ることもあるかもしれません。とはいえ、虚偽記載はせず、熱意をしっかり伝え、時短勤務などに対応してくれる企業を探すことがよいでしょう。

書くべき趣味・書いてはいけない趣味

趣味が採用の合否に影響することは少ないですが、人となりや企業との相性を見られる場合があるのでマイナスポイントにならないよう気をつけましょう。
空欄や「特に無し」はNG。嘘はもっとダメです。どうしても見つからなければ趣味欄のない履歴書を探しましょう。
書く時は特技同様「趣味(詳しい説明)」という書き方で書きましょう。
理想は“きちんと答えられるいい印象を与える趣味”です。仕事に関連すること、アクティブ、ユニーク、ギャップこのいずれかにあてはまる趣味を記載するとよいですね。いずれも面接で質問された時に語れるように準備しておきましょう。
“ギャンブル”は志望企業に関連があるときのみ書くようにしてください。“ゲームやアニメ、アイドル”も同様です。“寝ること”“合コン”“人間観察”“宗教関係、政治関係”は書かないほうがよいでしょう。企業の採用担当者の視点に立って(判断できなければ身近な人にご自身の趣味についてどう思うか聞いてみましょう)間違いなくプラスに働くものを検討なさってくださいね!

健康状態

特になければ「良好」と書きましょう。不調があっても業務に差支えなければ「良好」で構いません。必要であれば「業務に差し支えはありませんが、○○の治療、検査のため、月に○度通院の必要があります。」「業務に差し支えありませんが、腰痛のため重い荷物などを持つことができません。」と、過度に心配や安心を与えないように、正確に伝えることが大切です。

自己PRを書きましょう!

文字数は200~250文字。目を通してもらえるようすっきりとわかりやすく書きましょう!1文は60~100字程度に抑え、読みやすさに気をつけましょう。
どういったことを書くのかというと、
・今まで積んだ経験
・経験から得たスキルや強み
・そのスキルや強みをどう活かすのか。企業が採用するメリットです。
前向き、リーダーシップという人物像に終わらせず、数字やエピソードなどがあれば書いていきましょう。それが企業の求めているものと合致するよう分析し、結びつけていく必要があります。「非常に」「とても」といった抽象的な表現を使わず、具体的に書くことが説得力を持たせるポイントです。この自己PR欄に、実績、柔軟性、向上心、積極性などから企業にあったものを盛り込んで、効果的に“自分の魅力”“企業のメリット”を伝えていきましょう!

本人希望欄

ここには、どうしても譲れない条件(入社希望日など)と、連絡のつく(つかない)時間帯を書きます。
なくても空欄や「特に無し」はNG。
なければ「貴社規定に従います。」と書きます。
書くときのポイントは、簡潔に、箇条書きで書くということです。
アルバイトであれば週に何日、どの時間帯なら入れるのか、その理由(大学の授業のため、子供のお迎えのためなど)も簡潔に書きましょう。
「家庭の事情で遠方への勤務が難しいので、関西圏を希望いたします。」「営業職を希望いたします。」など絶対に譲れない条件のみを記載し、偉そうな感じに受け取られないか、面接時にしっかりと理由を答えられるように準備をなさっておいてくださいね。

いかがでしょうか?
履歴書という一枚の紙で人生は歩き始めます。
この機会にご自身を深く見つめ直し、企業の視点で考え、しっかりと履歴書で表現できれば、ぴったりとマッチングする天職との出会いがあることと思います!応援しております!!

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