ゴルフインストラクターは通常のゴルフ練習場でのレッスンとは別にラウンドレッスンも開催します。
打ちっぱなし場でのレッスンとは違い、実践に即した指導をしてくれる。と生徒様に大人気のレッスンです。
生徒様の上達、また満足度をあげるため、「ゴルフって楽しい!」という気持ちを維持するためにも、積極的に取り入れたいですね!
ゴルフインストラクターの仕事内容 |
仕事内容①練習場でのレッスン 仕事内容②ラウンドレッスン 仕事内容③コンペの開催 仕事内容④知識のレクチャー 仕事内容⑤事務処理 仕事内容⑥WEB関連 |
ラウンドレッスンの特徴
初心者の方にはクラブハウスの利用方法などのレクチャー、コースでのルールなど、事前に調べていても、実際に体験してみることで「こんな時にはどうしたらいいの!?」ということはたくさん出てきますよね。
そんな時にすぐにインストラクターに聞けるのは初心者にとっては非常に頼もしいものです。
また、ゴルフ仲間がまだいない方にとっても、コースデビューはなかなか実現しにくいもの。
そんな時にお一人様参加OKのラウンドレッスンがあると、一人でも気軽に参加することができ、そこでゴルフ仲間もできるチャンスがあります。
ラウンドに出ることで普段のモチベーション維持にも繋がりますので、インストラクターは気軽に参加できる雰囲気作り、生徒様同士が仲良くなるような話のきっかけを作ってあげることが大切になります。
初心者にとって、ラウンドレッスンは大変貴重なレッスンですが、何もそれは初心者だけではありません。
経験者にとってもラウンドレッスンは実践でのアドバイスをもらえる!と好評です。
普段のレッスンでは、上手くいくのになぜかコースにでるとうまくいかない。スイングは上手くなったのに、成果がでない。
自分一人ではなかなかどこが問題点なのか気づかないものです。
また、ゴルフ仲間に聞いて色んなアドバイスをもらっても余計に戸惑うこともありますね。
そんな時に、いつも見てもらっているインストラクターにコースでの自分の状態を見てもらったり、実践のアドバイスをもらえるのはありがたいものです。
是非、積極的にラウンドレッスンを取り入れましょう。
ラウンドレッスンを行うまでの準備
ラウンドレッスンを開催するにあたって一番のキモとなるのが準備です。
準備不足ですと、参加者が集まらなかったり、当日に慌ててトラブルが起きてしまったり・・・ということにもなりかねません。
ではどんな準備が必要になってくるのでしょうか?
①開催するゴルフ場の決定 ②ゴルフ場予約 ③ラウンドレッスンの告知 ④クラブハウス・ラウンドでのルール紹介 ⑤個別で参加の意思を確認、ラウンドレッスンのよさを伝える |
①開催するゴルフ場の下見・決定
提携しているゴルフ場があれば特に意識することはないですが、開催するゴルフ場の検討は重要です。
もし初めて利用するゴルフ場だった場合は必ず下見にも行きましょう。
まずラウンドレッスンがどんな人を対象にしたものかを設定する必要があります。
「経験者向け?」
どの人を対象にしているかでゴルフ場を選びます。
また生徒様の交通手段の把握も鑑みながら決めましょう。
コースに出てレッスンをしているとどうしても時間もかかってしまうもの。他のお客様に迷惑になる場合もありますので、できるだけ空いていて、初心者向けのゴルフ場がおすすめです。
②ゴルフ場予約
日程を決めてゴルフ場を予約します。
日程を決めるときには平日、週末など生徒様がどこかで参加できるような日程を考えて予約しましょう。
③ラウンドレッスンの告知
スクールのホームページや、登録してもらっているメール、スクール内の貼紙、Twitterなどで告知しましょう。
ホームページ上での文章や、デザインの作成。
また、チラシ(スクールでの貼紙)の作成も必要ですね。
生徒さまへ伝えるという意味でももちろんですが、ホームページでの告知や、Twitterでの募集はラウンドレッスンをしているということをスクールに入るか検討している人にもアピールできます。
ラウンドレッスンしてほしいからその前に入会しようかな。と背中を押すきっかけにもなりますね!
④クラブハウスマナー・ラウンドでのルール紹介
ラウンドレッスンが決定したら、レッスンの内容もコースに出た時ようのレッスンメニューにして、生徒様の気持ちを高めることも大事です。
また、クラブハウスでのドレスコードなどの決まり。
さらに、ゴルファーがお互いに気持ちよくラウンドできるように考えられたルールなど、経験者には当たり前のことも初心者には知らないことでいっぱい。
経験者であっても、間違えて覚えていたり、知らなかったことも出てきますので、再確認のためにもマナーの確認はしたいですね。
またゴルフ仲間同士独自のルールも存在するでしょう。
改めて聞いてみると、「あれ?普段やってるルールは独自のルールだったのか・・・」
と気づくときもあります。
公式のルールと、アマチュアのルールを区別して説明、また質問タイムを設けて生徒様の知識を深めていくサポートをしましょう。
⑤個別で参加の意思を確認、ラウンドレッスンのよさを伝える
ラウンドレッスンは人気。告知したから大丈夫。
とインストラクターは思ってしまいますね。
しかし、生徒様は参加したいな。と思ってもなかなか行動できないものです。
「自分が参加しても大丈夫だろうか?」
「知ってる人がいないのに、参加しても面白いのかな・・・」
色々な不安を持っていることがあります。また、今の自分にラウンドレッスンは必要なのかわからない生徒様もいます。
このラウンドレッスンでどんなことが学べるか、○○様がラウンドレッスンに参加することでこういうメリットがありますよ!
ということを個別に伝えることでぐっと参加する気持ちが高まります。
そんな会話の中で
と先に宣言する人もでてきます。
だいたいの人は、どんな人が参加するのかが気になります。先に参加する人を聞いておけば参加するか検討している人に参加メンバーを伝えることができ、検討しやすくなります。
当日の集合は余裕をもって
ゴルフの集合は普段は遅刻する人でも、早くからゴルフ場に到着していることが多いですよね。
そうです。ギリギリに到着すると周囲に迷惑がかかるからですね!
当然、生徒様にも早く来るように連絡します。
そのためインストラクターはかなり早く到着しておく必要があります。
当日、しっかり案内していても、道を間違えてしまったり、迷ったり、ということはよくあることです。
対応できるようにゆとりをもった時間設定にしましょう。
ラウンドレッスンスタート
いよいよ、ラウンドレッスンスタートです!
初心者は緊張していますので、ゴルフウェアや、グッズなどをほめたり、雑談をしながらスタートしましょう。
また、参加者の自己紹介もゴルフ仲間作りには大切です。少し自己紹介の時間をとりましょう。
ゴルフ場によって仕様が違ったりしますので、説明をしながらはじめのショットにはいります。
安全面、怪我、事故、トラブルなどに気をつけてレッスンをしてください。
レッスン終了
レッスンが終わったらストレッチをして、振り返りの時間と感想を話す時間を設けます。
ラウンドレッスンは思っているよりも疲れていることが多いです。帰りの運転に気をつけること、体をほぐしてゆっくり休むように伝えて、次回の開催の告知もします。
まとめ
ラウンドレッスンでは準備が大切。また参加しても大丈夫だろうか?という不安を取り除くのが大事ですね。
普段のレッスンでもラウンドレッスンに向けてのメニューを取り入れて盛り上げていきましょう。
普段のレッスンも楽しいですが、コースを出ると数倍楽しくなり、もっと練習がしたくなります。
また、マンネリ防止のために少しの刺激や挑戦も必要ですね!
生徒様の人数の維持のためにも積極的に取り入れていきたいレッスンです。
ラウンドレッスンはメリットがたくさんあります。生徒様の人数の維持のためにも積極的に取り入れていきたいレッスンです。