ティーチングプロへの道
ゴルフが好きだ、教えてみたいと考える方にはゴルフインストラクター、ゴルフ指導者という道が開かれています。様々なゴルフレッスンの資格がありますが、その中でも特に難関で、理論や指導法を徹底的に理解し実践できる人だけに与えられる「ティーチングプロ」の資格をとる道もございます。それが「日本プロゴルフ協会(JPGA)」の認定資格「TCP」です。試験は6月から9月に行われ、受験料は約6万円。ゴルフの実力が求められる実技試験(二日間のラウンドによるスコア156程度が目安)と面接、筆記試験に合格したうえで、200時間ほどの講習を受ければ、TCP(B級)を取得することができます。その講習費用は約60万円かかってきます。なお、TCPのA級を取得する際にも100時間ほどの講習を受ける必要があります。
この講習ではゴルフ理論だけではなく、実際のシチュエーション(バンカー指導、傾斜指導)に合わせて対応できるような実技講習も行われております。また、その講習は接遇にも言及され、単にゴルフが上手であるだけでは取得できない厳しい資格であるといえるでしょう。しかしその厳しさゆえにTCPを持っているということが信頼される証ともなるでしょう。